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本読みについて①

皆さんは本読みって御存知ですか?
アニメに関して言うと脚本打ち合わせのことをいうのですが、
悪魔のリドルの場合はこちらを毎週2~3時間かけて行っています。
熱い意見交換が行われています!

お分かりの方もいらっしゃると思いますが、リドルはまだ1巻が出たばかりの作品ですので
今後については原作の高河ゆんさんの頭の中にしかありません!!
(※通常4~5巻でてますと1クールができる原作量だったりします。あくまで目安ですが!)
ですのでまず最初に高河さんからお話の大筋ストーリーをヒアリングさせていただき、
それを元に今回シリーズ構成・脚本を担当されている吉村清子さんに全体の流れを作っていただきました。
そのシリーズ構成(全体の流れ)を元に各話の発注書というのができ、
そこからプロット(脚本前段階のもの)になって最後脚本の初稿になります。
そして上がった初稿を脚本打ち合わせに参加されている全員で話し合い2稿、3稿となり最後決定稿として完成します!
1話の工程を簡単に書き出しますと…

シリーズ構成から抜き出し発注
↓←本読み
プロット
↓←本読み
初稿
↓←本読み
2稿、3稿…
↓←本読み
決定稿

という感じです。本読みは週1なので少なくても1話作るのには1ヶ月かかることになります!
それぞれの現場でそれぞれのやり方は違いますのでここに記したのが
全ての現場で行われていることではないのでご注意を!

リドルの話というよりは作業工程の話になってしまいましたが、
とにかくアニメを作ることは時間がかかることなんです!というのを知ってもらえるとうれしいです。
次回は本読みのさらに細かい部分紹介してみようかなと思います。

ポニーキャニオンのじてつ